猫でも硬いモノを咬むことで、歯が割れてしまうことがあります。その際には抜歯ではなく、歯を修復することも可能です。
治せる歯は抜歯をするのではなく、治すべきであると考えています。修復の前提として歯周組織が壊れていないことが必要です。歯周病などで、歯周組織(歯の土台)が壊れている場合には、いくら歯を治しても土台が壊れているので、修復しても治りません。修復後は半年ごとに麻酔下でレントゲン検査が必要です。治しっぱなしにすることはできません。
また、猫の犬歯は鋭くとがっているため咬まれた人は痛いです。
この際には、ほんの少しだけ先端を削ることがあります。マイクロスコープを使用して削りますので、削りすぎることはありません。
咬まれて痛い!とお困りの方はご連絡ください。